ハルカのつれづれ日記

日々のちょっとした出来事、興味をもったことなど、気ままに綴る日記です

黒ウィズ ゼルプスト殺人事件(中編)推理パート(ネタバレアリ)

なぜかこの時期に始まったゼルプスト殺人事件イベント。

後編が公開されたので中編の証拠をUPします。

完全ネタバレになるので、真犯人投票がまだの方はご注意ください。

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証拠1

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証拠2

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証拠3

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証拠4

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証拠5

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証拠6

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証拠7

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以上の証拠から以下のように推理してみました。

 

証拠7から
サンタ衣装は羽織るだけのもので、後から着せることが可能。

 

証拠3と証拠5から

第一被害者の衣服にシミがついていた→このゼルプストが水雷ゼルプストであると推理できる。

雷ゼルプストと水雷ゼルプストは容姿が一緒であるから、殺されたと思われた雷ゼルプストが水雷ゼルプストと入れ替わっていることが推理できる。

 

証拠1より

雷ゼルプストなら水雷ゼルプストと水ゼルプストを倒すことが可能。

 

証拠2より

現場には争ったような痕跡があり、床は濡れていた→水属性ゼルプストが反撃した痕と思われる。

 

よって真犯人は 雷ゼルプスト と結論付けられます。

 

 

 

 

 

 

 

どうやら合っていたようですね。

 

 

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推理には使わなかった謎のスイッチ

どうやら自爆スイッチのようです。

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ゼルプストからのクリスマスプレゼント

AS分散攻撃

EX-AS貫通

SSは純属性大魔術

です

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 なんとも人騒がせな余興でしたvv

 

 

 

 

 

 


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バチカン奇跡調査官12 悪魔達の宴

バチカン内の『聖徒の座』に所属する神父、平賀・ヨゼフ・庚とロベルト・ニコラスは奇跡調査官として世界中の奇跡の真偽を調査判別するために日夜取り組んでいる。

天才科学者の平賀は研究調査に没頭すると寝食を忘れて熱中してしまう上にかなりの天然であり、暗号や古文書解読のエキスパートであるロベルトは平賀のよき相棒として、時に平賀をやさしく見守る保護者的存在として、数々の怪現象に取り組み、鮮やかに解きほぐしていく。

バチカン奇跡調査官シリーズの第12作である『悪魔達の宴』は、ドイツ・ニュルンベルクで起きた悪魔憑きと謎の連続不審死事件を、おなじみの神父コンビが解明していきます。

(以下、若干のネタバレがありますので、未読了の方はご注意ください。)

 

 

 

 

ニュルンベルク市長の娘ヘンリエッタの様子がおかしく、どうやら悪魔憑きではないかということで、伝説のエクソシスト・サウロ大司教の元にかつての教え子から悪魔祓いの依頼が入る。

立場上バチカンを離れることができないサウロに代わり任に当たるジャンマルコ司祭の補佐としてロベルトが現地に赴くことになる。

ヘンリエッタの状況はかなり悪く、悪魔祓いは難航を極める。

 

一方、長期入院中の弟・良太に外出許可が出たのをきっかけに、家族でミュンヘンで過ごしていた平賀は、良太の虫の知らせでロベルトのもとに赴くことに。

ニュルンベルク駅でふらりと線路に飛び込んだ少女を助けた平賀はここ一月あまりに、決まった時間に人身事故が頻発していることを知る。

 

やがて街中で悪魔の姿の目撃情報までが報告されるようになり、得体の知れない不安感が人々の間に広がっていき、批判の対象は教会や神父たちに向くようになっていく。

 

調査が進むに連れ、一連の事件の裏にIT企業の隠れ蓑を被ったネオナチの存在が見えてくるとともに、悪魔憑きのに隠された驚愕の真実も明らかになっていく。

 

 

 

おどろおどろしいオープニングの割にはやっぱり最先端科学がらみのお話でした。

オープニングで悪魔召還の儀式を行っている少女たち。この辺は叙述ミステリ的でした。

 

今回もネオナチの存在が描かれていました。ネオナチとガルドゥネ、イルミナティ等の秘密組織の思惑が複雑に絡み合ってきていますね。

それに併せて、1巻で登場して以来ご無沙汰だったマギー神父が再登場、平賀・ロベルトの危機を救ってくれます。あまり久しぶりの登場なので、一瞬、誰だったっけ、となってしまいました。

そういえば第1巻もナチの亡霊のような人たちの話でしたね。

ナチの幹部にはいまだに逃亡中の人たちも多く、その活動実態も完全に解明されていないものが多いようです。

今後もそのような組織の活動がストーリー全体に色濃く影響を与えてきそうですね。

 

なお、可聴領域外の音波を利用するギミックはよく聞きます。お化け屋敷で超重低音をながしたり、などなど。

音を利用した武器ーーーそんなものが実装されたら大変なことになると思うのですが、もしかしたらもう実際に使用できる直前の段階になっているのかもしれません。

今回も首謀者たちは逃亡してしまいました。かなり病んでいて頭がいい、救いようがない人たちです。しかも選民意識が高い。

 

何か敵ばかりが増えていく感じですが、この先どう落ちがついていくのでしょうか。

先の見えない戦いは続く、といったところです。

 

 

 

 

 

 

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バチカン奇跡調査官 人物ファイル(第11巻登場人物)

バチカン奇跡調査官シリーズの登場人物についてまとめてみようと思います。少しずつ書き足しながら更新していく予定です。(ネタバレ要素がありますので、未読了の方はご注意ください)

今回は第11巻:「独房の探偵」の登場人物

シリーズ第2の短編集で、平賀良太、サウロ大司教、ローレンのサイドストーリー等が語られています。

 

 

【平賀良太】

平賀・ヨセフ・庚の弟。幼いころから謎の三人の男を折に触れて目撃し、人の死を知るようになる。

骨肉腫を患い、バーデンの病院に入院している。

 

 

【ベッヘム】

バーデン病院の司牧(病院付き司祭)。

 

【ダニー・グラッセン】

良太の友人。謎の三人の男に死を予告される。

 

 

【マウロ・ガブリエーレ】

バチカン内部告発者。機密文書朗詠の罪で逮捕された。現法王の側近の一人。

 

【ビガーノ大司教

バチカンにおける汚職根絶の陣頭指揮を執っていたが失脚する。

  

【レンティー枢機卿

権力を濫用しビガーノ大司教を失脚させたと目される人物。現法王の側近の一人。

 

 

【ベッラ・バッキ】

十七世紀の魔女。『不老不死のスープ』の考案者。異端審問にかけられた時点で、百二十二歳だったと記されている。サンマリノ共和国に住んでいた。

 

【エリーナ・カンパーナ】

駆け出しの小説家。魔女ベッラ・バッキの取材のため、彼女の家に住んでいる。後に『歴代法王を支えた命のスープ』というヒット作を上梓した。

  

【クリスティーナ・マリア】

修道女院の院長。平賀が魔女のスープの材料の一つ、オレンジの皮の作成を依頼した。

「鋼の乙女」の異名を持つ。

 

 

 

【ルイス・カルダーノ

監獄の守衛。ギャンブル中毒で多額の借金がある。

 

【エンリカ・ビバロ】

カラビニエリ(国家治安警察隊)特捜部の少尉。ブルネットの豊かな髪をしている。

非番の日に事件現場の幽霊屋敷で死体となって発見される。

 

パウロ・オーティ】

トレメッツォ村の幽霊屋敷の住人。大家により遺体で発見される。

 

【クレート・アダーニ】

かつてトレメッツォ村の幽霊屋敷に住んでいた人物。射的大会で三位に入賞したことがある。実はマフィアの殺し屋。

 

 【ボーア・アダーニ/ボーア・レジーナ】

クレートの娘。現在は占い師をしている。

 

【エルダ・アダーニ】

クレートの妻。夫から暴力を受けていたらしい。

 

【エルモ&アデーレ・バルチェリーニ】

トレメッツォ村のシャ貧寒の夫婦。

 

【フェルナンデ・ベルトーニ】

アダーニ家の使用人。クレートに追い出された。後に銃殺されている。

 

【ドメニコ・アクアフレスカ

アダーニ家を買い取った人物。十二年前に変死している。現在の家の持ち主(大家)は彼の甥にあたる。

 

【コンサルボ・デ・マリア】

幽霊屋敷の元々の持ち主。

 

 ※アメデオ・アッカルディ、フィオナ・マデルナ、エドアルド・ロッカは第15巻以降にも登場のため、使用登場人物の記事に移動しました。

 

 

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バチカン奇跡調査官11 独房の探偵

バチカン内の『聖徒の座』に所属する神父、平賀・ヨゼフ・庚とロベルト・ニコラスは奇跡調査官として世界中の奇跡の真偽を調査判別するために日夜取り組んでいる。

天才科学者の平賀は研究調査に没頭すると寝食を忘れて熱中してしまう上にかなりの天然であり、暗号や古文書解読のエキスパートであるロベルトは平賀のよき相棒として、時に平賀をやさしく見守る保護者的存在として、数々の怪現象に取り組み、鮮やかに解きほぐしていく。

バチカン奇跡調査官シリーズの第11作である『独房の探偵』は、シリーズ2巻目の短編集で、平賀の弟・良太の不思議な体験、サウロ大司教と法王の会話、平賀とロベルトの魔女のレシピ再現、独房の虜囚ローレンが快事件を解決する話が収録されています。

(以下、若干のネタバレがありますので、未読了の方はご注意ください。)

 

 

 

 

シンフォニア 天使の囁き】  

 

平賀の弟・良太は幼いころからベールを被った不思議な三人の男の姿を目にすることで、人の死を知ることができた。

骨肉腫を患い、バーデンの病院に入院した良太はある日、GBというイニシャルの入った日記を偶然手にする。そこにはかつて良太と同じ病に犯され亡くなった少年から、友人にあてた愛にあふれたメッセージが記されていた・・・

良太と謎の三人の男のホラーっぽい話かと思いきや、実は先の短編集『天使と悪魔のゲーム』の『日だまりのある所』の続編ともなっている話です。

また、瀕死の良太を救ったのはあのジュリア司祭。平賀に貸しを作りたいということなのか、彼の真意がどこにあるのか分からないだけに不気味です。

ところでGBというイニシャルですが、なぜGなのかと思ったのですが、ヨゼフはイタリア語ではジュゼッペ(Giuseppe)となるようなので、そこからかなと思いますがどうでしょう。

なお、文中に、サクラメントの花の逸話がでてきます。アニメのED『サクラメント』はここから来たのですね。

 

 

 

【ペテロの椅子、天国の鍵】  

 

バチカンを揺るがす数々のスキャンダルに心を痛める法王から唯一信頼できる者として悩みを打ち明けられたサウロ大司教は、世界を影で操ってきた恐るべき存在について法王に語る。そしてそれらに打ち勝つ愛と信仰の力について。

法王が突然辞任し、サウロ大司教がカメルレンゴに選ばれる、第9巻『終末の聖母』の直前の物語。

ヒトラーとトゥーレ協会、在位三十数日でのヨハネパウロ1世の急死、ヨハネパウロ2世の活躍とその死など、数々の事実を織り交ぜながら語られるヨーロッパの歴史と現在の姿に、どこまでがフィクションなのか空寒い思いを抱かせられる作品です。

 

 ※トゥーレ協会といえば、鋼の錬金術師の映画版を思い出しました。原作版とは大分コンセプトが違っていましたが・・・

 

映画版:『シャンバラを征く者

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漫画版:今は全館セットが出ていますね。  

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 【魔女のスープ】

 

ロベルトが取り組んでいる禁忌文書に記載された、魔女ベッラ・バッキ考案の『不老長寿のスープ』

美食家でもあるからか、ロベルトはそのレシピを再現しようと試みる。

ロベルトが探し出した件の魔女のかつての住居には魔女の紛争をした小説家エリーナ・カンパーナが住んでいて、お互いに協力し合ってレシピを再現することになる。

レシピに記された得体の知れない材料集めに平賀も加わり、完成した魔女のスープの実体は・・・

材料を聞いただけでお腹を壊しそうな代物である魔女のスープ。これを飲める勇気ある三人には脱帽するしかありません。いくら加熱処理してあるといってもね・・・

平賀の、何事に対しても几帳面で生真面目な性格やローレンへの対抗意識の一端もうかがえるエピソードです。

なお、本作品のアニメは第17巻『ジェヴォーダンの鐘』にDVDとして同梱されています。

 

 

 

【独房の探偵】

 

 平賀と出会う前のローレンの話。独房にいながらにして周囲の大人たちを手玉に取り思い通りに動かし、目的を達成していくまさに末恐ろしい天才少年です。

彼の元に持ち込まれた不可解な密室殺人。国家治安警察(カラビニエリ)も手を焼く何事件ですが、ローレンのような視点の持ち主には簡単すぎる事件だったようです。

この事件には、カラビニエリ特捜部のアメデオ刑事と心理学者でプロファイラーのフィオナが登場します。

両名はこの事件の二年前にローレンの助言により難事件を解決しているようです。(恐らくその事件は第16巻『二十七頭の象』事件と思われます。)

本編と短編集が絶妙にクロスしている感じが楽しいですね。

 

表紙イラストのローレンはまだあどけなさの残る顔立ちに狂気を秘めた目をしています。

これから起こる事がほぼ予想がついてしまうような天才の目にはこの世はどのように映るのでしょうか。

彼にしたらすべては起こるべくして起こり、自分は必要なときに必要な行動を取るだけ、しかも最も効率よい方法で、ということなのかもしれません。

彼もまた『ラプラスの悪魔』的な存在といえるのでしょう。

 ローレンが監獄に入ったのはある組織から持ちかけられた大きな取引への対応を考慮するための時間稼ぎであったことが冒頭で語られます。

現在逃走中なのは時間稼ぎの必要がなくなった、ということでしょうか。

とすれば次に起こるのは何か。

今後もローレンの動向から目が離せない展開となりそうです。

 

 

 

 

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バチカン奇跡調査官 人物ファイル(第10巻登場人物)

バチカン奇跡調査官シリーズの登場人物についてまとめてみようと思います。少しずつ書き足しながら更新していく予定です。(ネタバレ要素がありますので、未読了の方はご注意ください)

今回は第10巻:「原罪無き使途達」の登場人物

日本で起きた奇跡の判定に乗り出す平賀とロベルトが隠れキリシタンの財宝をめぐる謎に挑みます。

 

 

【ロビンソン・ベイカー】

海洋冒険家。二十六歳。ヨットで日本に向かう途中嵐にあい、無人島(神島)の岸壁に浮かび上がるキリスト像と海岸を歩く天使の姿を目撃する。女性好きで惚れっぽい。

夜中にドライブ中、妖怪・油すましに遭遇する。

 

【北見・ペトロ・晃一神父】

天草の崎津天主堂の神父。北見・西丸・南条・安東の4神父は長崎カトリック神学院の同窓。後にジェラール司祭とともに姿を消す。

 

【西丸・ミゲル・理(さとし)神父】

天草の崎津天主堂の神父。半人前のため、他の3人の神父から置いていかれる事が多い。後にオラショの合唱団の一員としてバチカンを訪れる。

 

【南条・マルコ・淳神父】

天草の崎津天主堂の神父。後にジェラール司祭とともに姿を消す。

 

【安東・クルス神父】

天草の崎津天主堂の神父で、南方系の顔立ちをしている。ロベルトを案内するうち、心を通わせるようになる。

 

【ジェラール・ヤコブバスティア司祭】

天草の崎津天主堂の司祭で、教区の副主任。イエズス会派。五十代と思われる、白髪交じりの気難しげな容貌の司祭。

 

【吉岡】

平賀っ地が宿泊する民宿の主。かにのように平べったい顔の熊のような体形の男。

 

【吉岡結(ゆう)子】

吉岡の娘。小柄で清楚な日本美人。

  

【芙頭沙良】

隠れ里の少女。白い顔、白い着物におかっぱ頭の日本人形のような少女。

 

【木崎】

神島へ渡る魚船の船長。

 

【武尾司祭】

大江天主堂の主任司祭。温厚そうな顔立ちで杖を突いている。

 

【幸田】

天草四郎記念間の館長。白髪にしろひげのお洒落な紳士。

 

【芙頭四郎】

隠れキリシタンの里の少年。秀麗な容姿で、髪を長く伸ばしている。

 

【晴子】

ロビンソンが入院した病院の看護婦。ロビンソンに車を貸している。

 

【行匡一仁】

神社庁付き機関の人間。百二十年に一度の神事を成功させるため尽力している。

 

【芙頭慎一】

沙良の兄で結子の婚約者。

 

 

 

 


 



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バチカン奇跡調査官10  原罪なき使徒たち

バチカン内の『聖徒の座』に所属する神父、平賀・ヨゼフ・庚とロベルト・ニコラスは奇跡調査官として世界中の奇跡の真偽を調査判別するために日夜取り組んでいる。

天才科学者の平賀は研究調査に没頭すると寝食を忘れて熱中してしまう上にかなりの天然であり、暗号や古文書解読のエキスパートであるロベルトは平賀のよき相棒として、時に平賀をやさしく見守る保護者的存在として、数々の怪現象に取り組み、鮮やかに解きほぐしていく。

バチカン奇跡調査官シリーズの第10作である『原罪なき使徒たち』は、日本を舞台に、隠れキリシタンの秘宝の謎にいどみます。ロベルトが有名なロザリオの謎の解明に大活躍、暗号解読のエキスパートの面目躍如。また、そのロベルトを救出するために平賀が奔走します。

(以下、若干のネタバレがありますので、未読了の方はご注意ください。)

 

 

 

若き海洋冒険家のロビンソン・ベイカーがヨットで日本に向かう途中遭難し、無人島の岸壁に浮かび上がった輝くキリスト像と海岸を歩く天使の姿を目撃する。時を同じくして同じ無人島に真夏にも関わらず大雪が降り、上空に巨大な十字架が浮かんで消える、という現象が目撃される。

日本での奇跡調査ということで、平賀とロベルトが調査官に選ばれるが、平賀は実はさほど日本に詳しいわけではなく、多少の不安を抱えつつ現地へと向かうことに。

 

現地の天草は隠れキリシタンの信仰が色濃く残り、さらに日本古来の妖怪・油すましの出没の噂も聞こえてくる。

調査の過程で隠れキリシタンの隠れ里の人々と知り合った二人は、「裏神事」という不思議な儀式にも参加することになる。

やがて、里の巫女・沙良の父が全身に高温の油を浴びた姿で遺体となって発見され、平賀たちの宿舎の民宿の娘結子が行方不明になるという事件が発生する。

結子を助けるため、地下神殿の暗号を解読していくロベルト、そのロベルトを救出するため必死になる平賀・・・

それにしてもシン博士の弱点が犬とは。人間には取り付く島もない博士も動物には優しいんですよね。博士のイメージがどんどん変わっていく感じです。

 

 

隠れキリシタンは厳しい迫害に耐え信仰を守り続けたが、そのため本来のキリスト教の協議からかけ離れてしまったのは、なんともやりきれない気持ちになります。

また、植民地支配のため感染症を利用したスペイン・ポルトガルに対しては怒りすら感じてしまいます。

本当に強い信仰心から布教のため新世界に渡った宣教師たちも大勢いたことと思いますが、天草の民の苦難を思うと、忸怩たる思いを禁じえません。

 

作者の創作かもしれませんが、百二十年に一度の「裏神事」の荘厳さには心を打たれました。

そして結子の入信のミサのシーンにも。

 

原罪の無い使徒たちは東の果てで育まれていた・・・ラストの美しいオラショの合唱とともに、明日への希望に満ちたやさしいエンディングになっています。

 

今回はジュリア司祭やサスキンス捜査官、ローレンは登場せず、奇跡調査と天草のキリシタン伝説、日本の妖怪伝説がメインの展開でした。

今回のラスボスたちも姿を消してしまいました。もしかしたら彼らの裏にもガルドゥネなどの秘密組織が蠢いているのかもしれません。彼らもまた再登場必至かもしれません。

 

 

 

 

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黒ウィズ ゼルプスト殺人事件(中編)

ゼルプスト連続殺人事件イベント。

中編が公開されました。

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第二の犠牲者が出てしまったようです。
中編では捜査を進めて証拠を集めて真犯人を推理していきます。

後編まであるのでしょうから、さらに犠牲者がでて、どんでん返しがまっているのかもしれませんね。

 

 

今回もクエストを進めるつど更新していく予定です。

(証拠の内容については重大なネタバレになってしまうので、真犯人投票終了後にUPしようと思います。)

 

捜査1属性について

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ヒタヌキということで、問題文から「ヒ」と「タ」を抜いてみると

→「でっきこすとをぐうすうにせよ。」

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たまたま雷属性デッキが偶数コストだったので、そのまま使ってみました。

 

ヒント:

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捜査2現場について

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「ノ+レ」なんて字があったかなとしばらく悩んでしまいましたvv

ヒントから、縦につなげるのかとばかり思って・・・

 

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ト「ル」テ&スト「ル」ですよね。

 

ヒント:

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捜査3乾杯について

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スマートフォンのフリックテンキー入力で
「ぜんぞくせい」をデッキに入れよ。になりますね。

 

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全属性の融合デッキを組むのは久しぶりで、適当に組んだら回復ばかりになってしまい、10Tかかってしまいましたが、ターン数でSSを取れました。

 

 

ヒント:

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 捜査4乾杯について 

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 最初何のことかまったく分からず、ヒントを見て「ああ!」

歩のうらは「と金」で、名前に「と」の入った精霊をデッキに入れるのが条件のようです。

なお、今回はひらがなの「と」でないとダメのようです。

リルム・ロロットでは証拠が落ちませんでした。

f:id:alexandlite60:20191216183704j:plain

「ピン『と』来ない罵詈雑言の嵐 鬼教官」

雷火で適当に選んでしまいましたが、鬼教官はSSが融合大魔術なので、このデッキにはイマイチでした。

精霊名の検索だと平仮名だけ抽出できなかったので・・・

 

ヒント:

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捜査5被害者Aについて 

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「ケヲバ」→「コンビ」 

50音順で1文字後ろにずれているので、

「ゾ」の1文字前→「ゼ」 

 

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 これはもう「余」に登場いただくしかないですね!

 

ヒント:

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捜査6被害者Bについて

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「サ」=「SA」からS=19、A=1 

→アルファベット順で

16=「P」、21=「U」なので、「プ」

よって捜査5と同じデッキで挑戦

平仮名ではダメなのかは未検証です。

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ヒント:

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捜査7

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これも何のことかさっぱりで、ヒントを見てもぴんと来ず。

しばし黙考

→数字の順に読めばいいのでは、と思いつき、

「こすときすうでくりあ」

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ヒント:

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証拠を集め終わり、真犯人探しです。

今回は難問かも・・・

 

 

 

 

 

 


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