バチカン奇跡調査官 人物ファイル(第5巻登場人物)
バチカン奇跡調査官シリーズの登場人物についてまとめてみようと思います。少しずつ書き足しながら更新していく予定です。(ネタバレ要素がありますので、未読了の方はご注意ください)
今回は第5巻:「血と薔薇と十字架」の登場人物
イギリス北東部の田舎町ホールデングスで起こる吸血鬼による連続殺人事件に、平賀とロベルトが挑みます。
【エルトン伯爵/アエリアス・ブロア】
ホールデングスの領主ファイロン公爵の長子。十九歳。
【アダルバード殿】
ブロア一族の紳士。通常は棺の中で眠っている。常にエルトン伯爵と行動を共にしている。
【イーノス】
エルトン伯爵の執事。代々ファイロン公爵家に仕えている。
【チャールズ・ルーク】
ホールデングスの旧家の主で町長。ホールデングスに逗留する旅人はルーク家に宿泊するきまりとなっている。男色的な感情傾向がある。
【フランチェスカ】
チャールズの妻
【シャルロット】
チャールズとフランチェスカの娘。エルトン伯爵の幼馴染で初恋の相手。吸血鬼に襲われるが、平賀とロベルトにより一命を取り留める。
後にエルトン伯爵と婚約する。
【トライアン・タリチャアヌ教授】
ルーマニアから来た大学教授。六十代で小柄だが良い体躯の持ち主。純潔の吸血鬼を探している。8年前にもホールデングスで数ヶ月を過ごしている。
【カリン・バセスク】
タリチャアヌ教授の助手。三十代。肥え太った牛のような巨漢。
【イーディ・ムーア】
吸血鬼に襲われ絶命するが、数日後墓場で蘇ったところを、「吸血鬼と情を通じた者」として処理される。
【トーマス】
ルーク家の執事。
【マックス】
ルーク家の運転手。
【ガイ・ロビンソン】
ホールデングスの警察署長。
【フランク・ムーア】
イーディの父親。雑貨店経営。
【デービッド・オリバー】
リンゴ農園で働く青年。イーディに恋焦がれている。
【アーロン・スペンサー】
若い町医者。
【ジェームス・スペンサー】
アーロンの父。町の病院の院長。
【ドリーン・ラッセル】
養豚場の番人・ベンの娘。吸血鬼の第二の被害者。
【ブラム・ストーカー】
「吸血鬼ドラキュラ」の作者。執筆前にホールデングスを訪れている。死期がはっきりしていない。
【ロード・セバスチャン】
かつてのファイロン公爵の三男で、ルーク家の先祖マーガレット嬢との間に子を設けた。現エルトン伯爵と同じウルトラマリンブルーの瞳をしている。
【ハート牧師】
ホールデングスの英国国教会の牧師。吸血鬼に襲われた第3の被害者。
【ベンジャミン牧師】
ハート牧師の息子。
【ユージン・ハート】
ハート牧師の孫。
【フレディ・ナトリー】
スペンサー病院の下働きの男。女好き。
【イザベル・ナトリー】
フレディの妻。異常に嫉妬深い。第4の被害者。
【バニー・サクソン】
四年ほど前町に来た新参者。粗野で暴力的な男。第5の被害者。
【ブラッド】
町の荒くれ者の青年たちのリーダー。
【アンガス】
町の荒くれ者の青年たちの一人。
【ケーリー・ハーパー】
コーヒースタンドの店員。8年前ケネス・オズボーン著『屍王学』をタリチャアヌ教授の変わりに図書館から借り出した。
【グラン・ミッチェル】
ロベルトの知人。希覯本専門家。もとはフランス人だがニューヨーク在住。
【ジョン・マーレイ】
ロンドンにあるオカルト専門の希覯本店の店主。
【アルフォンス・ブランシュ】
フランスのブルーネ公爵家の代理人の弁護士。ヨーロッパの新銀行の出資者。実はジュリア司祭。
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