バチカン奇跡調査官 人物ファイル(第2巻登場人物)
バチカン奇跡調査官シリーズの登場人物についてまとめてみようと思います。少しずつ書き足しながら更新していく予定です。(ネタバレ要素がありますので、未読了の方はご注意ください)
今回は第2巻:「サタンの裁き」の登場人物
アフリカ・ソフマ共和国のセント・カルメル教会の神父、ヨハネ・ジョーダンの死体が死後1年半後も腐らないという現象の奇跡認定調査を主題に、今回も土着宗教や悪魔主義、秘密結社の暗躍等盛りだくさんな事件が次から次に発生し、意外などんでん返しもあり、飽きさせない展開となっています。
【ヨハネ・ジョーダン】
セント・カルメル教会の神父。もともとは記憶喪失で倒れていたところをジュリア司祭に救助され、神父となる。数多くの予言詩を残し、ことごとくが的中したとして、預言者として人々からあがめられている。その死体が死後1年半後も腐ることなく、まるで生きているような状態のため、列聖の許可申請が信者から上げられている。
【ワクガイ】
平賀とロベルトを空港まで出迎えた教会の使者。
【エイミー・ボネス】
アメリカ人の映画監督・カメラマン。1年前からドキュメンタリー取材にソフマ共和国に来ていたが殺害され、呪術的な儀式により鳥葬にされた姿で発見される。
遺体の様子から臨月であったことが伺えるが、胎児は発見されなかった。
口に石を入れられていたことから、何かの口止めのため殺害されたのではないかと推察される。
後に心臓が切り取られ、子宮を胎児ごと取り出されていたことが判明する。
【サムソン神父】
セント・カルメル教会の神父。際立って大男。病気の母のため教会には住まず、自宅から通っている。洞窟内の土着宗教の祭壇の前で死体で発見される。
【ヨシュア神父】
セント・カルメル教会の神父。
【キッド・ゴールドマン】
自称・予言研究家。ヨハネの残した予言詩を所持していてロベルトに提示する。元はユダヤ教徒だったがヨハネに出会い、カソリックに改宗している。実は予言詐欺師。
【ペテロ、ヨブ、エリノア、サミュエル神父】
セント・カルメル教会の神父達。
【オリオラ】
セント・カルメル教会の雑用人。料理や掃除を担当する。黒人で首の後ろに大きな瘤があり、片目が半分つぶれた不気味な容姿をしている。悪魔に使える祈禱師との噂がある。
【カルル・ビトセニ】
土着宗教・バズーナ教の司祭。五十代。
【ブルーノ・プッチーニ】
ロベルトの父。売れない画家で酒乱。
【ナオミ・プッチーニ】
ロベルトの母。
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