シャドーハウス
Dアニメで一気見してすっかりはまってしまったアニメです。
原作漫画はYJで連載中。
貴族の真似事をしてくらいしているシャドーハウスの人々。
顔のないシャドー家の人々は自分たちと姿のよく似た従者「生き人形」を従えています。
ケイト様に使える生き人形のエミリコを中心に、シャドー家の秘密が次第に明かされていく…というストーリーです。
初めはすごく不思議な物語設定と思いましたが、
幽霊退治やお披露目と呼ばれる試練を乗り越えていく過程のストーリー展開がすごく魅力的になっていて、いつの間にかその設定が不思議に感じなくなっていました。
エミリコをはじめとする生き人形の仲間たちも、お影様と呼ばれるご主人様たちも魅力あふれるキャラクターがいっぱいで、これからの展開がすごく気になります。
2期が作られるかどうかはまだ分かりませんが、早くても2023年ごろになりそうとのことです。
DVDは2巻まで発売済み
漫画は電子版、オールカラー版もあります。-
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お久しぶりです
しばらくぶりでブログを開いてみました。
1年上のごぶさたになっていて、自分でもびっくり!
休んでいる間に世界も自分もかなり変わっていました。
自分の現況はというと、
ファイアーエムブレムヒーローズは長らくご無沙汰で多分復帰なし
魔法使いと黒猫のウィズはやっています。
黒ウィズはメインストーリーが完結してしまったので、もしかしてそろそろ…という感じですが、多分最後までお付き合いすると思います。
バチカン奇跡調査官は18巻以降、未読です。
謎がマンネリ化?、あとガルドゥネしつこすぎ? でもしばらくしたらまた読み始めるかも。
いっぽうで昨年から
プロジェクトセカイfeat.初音ミク を始めました。
頑張っていますが、最近ハードで死ななくなった程度の実力です。
手芸、謎解きは細々と続けています。
しばらくぶりでイラストを描き始めたので、出来上がったらアップしたいなと思っています。
こんな感じで、またいろいろ書いていけたらなと思っていますので、よろしくお願いします。
バチカン奇跡調査官 人物ファイル(第17巻登場人物)
バチカン奇跡調査官シリーズの登場人物についてまとめてみようと思います。少しずつ書き足しながら更新していく予定です。(ネタバレ要素がありますので、未読了の方はご注意ください)
今回は第17巻:「ジェヴォーダンの鐘」の登場人物
ル=ガルー(狼男)などの伝説が残るジェ=ヴォーダンの地で起きた美しい奇跡。
是角内鐘が鳴り、青い鳥が賛美歌を歌い、聖母マリアの赦しの言葉を継げた時、全盲の少女の目が見えるようになるーーー
しかし本当の奇跡はまた別のところにあったのです。
精霊として生きる青年の、少女を思う心情に胸を打たれる作品です。
【ピエール・オーリック神父】
聖マリー教会の神父。奇跡の現場に居合わせる。
【ジャン・リュック・ベルニエ司祭】
聖マリー教会の責任者。
【ユベール】
奇跡の動画を撮影した少年。
【アラン・ビゼー】
聖歌隊のリーダー。
【クリストフ・ギベール】
奇跡の場面に居合わせた男性。
【シャルロット】
クリストフの母。教会に料理を差し入れてくれる。
【テレーズ・ジャダン】
聖歌隊のソプラノのリーダー。夫婦でビストロを経営している。
【フランク】
テレーズの夫。
【ファンターヌ・バザン】
奇跡により目が見えるようになった少女。三年前に失明する。森で大ガラスの魔物・バズブに襲われたのが原因といわれている。赤毛で菫青石色の大きな瞳を持つ。
【グラシアーヌ】
ファンターヌの母。
【バベット/イベール】
ファンターヌの姉。
【ブライアン・ダリュー】
バベットの同級生。バズブに襲われたと思われるファンターヌを背負って森から連れ帰る。
【マティアス・ベルモン】
ブライアンの先輩。起こると手がつけられない乱暴者。山上に向かうファンターヌの後を追って行方不明になる。
【アニエス・ベネトー】
聖母の奇跡で思い神経痛が治った女性。死んだ家族が暮らす世界に迷い込むという不思議な体験をしている。
【エディン・コラン】
光る妖精を見たという少年。
【コリーヌ】
エディンの母。彼女の叔父ドナルドも妖精を見たといい、証拠の写真も持っていた。
【ウィリアム・ボシェ】
パリから来た雑誌社の契約ライター。土地の伯爵家の取材に行くと言い残し行方不明になる。
【エマーヌ】
シュヴィニ伯爵家の執事。
【アンドレ=ギュスターヴ・ド・シュヴィニ】
シュヴィニ伯爵家の当主。
【ベトラーヴ(ベート)】
三角帽子を被ったフダンソウの精霊。全身緑色の葉で編んだような服を着、魔法の杖を持っている。森で道に迷ったファンターヌを助けたことで友達になる。ファンターヌを夢のような精霊の国へ連れて行ってくれる。
【オーギュスト=エマニュエル/ジョセフィーヌ】
アンドレ伯爵の両親。
【ヴァランタン】
【カルビィン警部/リシャール刑事】
国家警察の警察官。マティアスの行方不明事件の捜査に当たった。
【シブリアン】
アンドレ伯爵の飼っていた青い鳥。
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アニメ同梱版
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電子書籍版:
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過去記事:
バチカン奇跡調査官17 ジェヴォーダンの鐘
バチカン内の『聖徒の座』に所属する神父、平賀・ヨゼフ・庚とロベルト・ニコラスは奇跡調査官として世界中の奇跡の真偽を調査判別するために日夜取り組んでいる。
天才科学者の平賀は研究調査に没頭すると寝食を忘れて熱中してしまう上にかなりの天然であり、暗号や古文書解読のエキスパートであるロベルトは平賀のよき相棒として、時に平賀をやさしく見守る保護者的存在として、数々の怪現象に取り組み、鮮やかに解きほぐしていく。
バチカン奇跡調査官シリーズの第17作は『ジェヴォーダンの鐘』。
フランス、ジェヴォーダン地方。山の祠の礼拝堂への特別な礼拝で奇跡が起きる。
舌のない鐘が鳴り響き、青い鳥が歌を歌い人語を話す、そして礼拝に訪れていた全盲の少女・ファンターヌの目が見えるようになったというもの。
ル=ガルー(狼男)、バズブ(大ガラス)などの伝説が残る地で調査を始めた平賀とロベルトは、ファンターヌが密かに精霊と交流を持っていたことを知るのだった。
(以下、若干のネタバレがありますので、未読了の方はご注意ください。)
なるはずのない鐘が鳴り響き、どこからともなく現れた青い鳥が賛美歌を歌い、聖母マリアの赦しの言葉を述べる。
そしてその瞬間、全盲の少女の目が見えるようになったのだった。
少女ファンターヌは3年前バズブという大ガラスの化け物に襲われていて、そのバズブに目を奪われたのではないかと噂されていた。そのとき、マティアスという青年も煙のように姿を消してしまっていた。
また、この地には精霊が出没するという噂もあった。
ベートと名乗る精霊に連れられ、精霊の国で夢のような時間を過ごしたと語るファンターヌ。
奇跡の謎を追い調査を進める平賀とロベルトは思いがけず、ベートの正体と三年前の事件の真相を知ることになるのだった。
ファンターヌが再開を待ち望む精霊ベート。
その願いがかなうことはもうないのだと思うと、なんとも切ない気持ちになりますね。
ファンターヌが自分の身の上に起きた事が現実であったと気づく日が来ないよう祈るばかりです。
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バチカン奇跡調査官 人物ファイル(第16巻登場人物)
バチカン奇跡調査官シリーズの登場人物についてまとめてみようと思います。少しずつ書き足しながら更新していく予定です。(ネタバレ要素がありますので、未読了の方はご注意ください)
今回は第16巻:「二十七頭の象」の登場人物
午前2時にある絵画の前に出現し、予言を行う聖母の謎に平賀とロベルトが挑みます。
また、独房の探偵シリーズでおなじみのアマデオとフィオナが追う連続不審死事件も発生し、二つの事件について交互にストーリーが展開されていきます。
本当に恐ろしいのは人間の本性。インターネットやSNSは人類には過ぎた『おもちゃ』なのかもしれません。
それにしても、すべてを見通すローレンはさすがです。
【デーボラ・ブルネッティ】
午前二時の予言する聖母についての手紙をバチカンに送った女性。フーモ在住。
【キーン・ベニーニ】
午前二時の聖母に心酔する男。世界を救おうと奔走する。
【フェルナンド】
キーンのリーダー。
【ダニエラ・シュミット】
恋人を亡くした少女。ある夜、路面に描かれた不思議な絵の上で死んだはずの恋人と再会する。父は昆虫の蒐集家。
【ライモンド・アンジェロ】
フーモ出身の歌手、俳優。二十七歳で死亡する。
【ジャコモ・ボスキ】
フェルナンドとキーンの仲間。
『十字路殺人事件』の最初の被害者と目されるカメーリアの恋人。エンジニア。
【カーラ・ボルゲーゼ】
フェルナンドとキーンの仲間。
【オメロ】
フェルナンドとキーンの仲間。
【ジューヒー・バッタナヤック】
フェルナンドとキーンの仲間。
【エンマ・ドナート】
『バー・ソレイユ』のメイド。ライモンドの後追い自殺をしたものと考えられている。
【ルカ・コンテ】
エンマを崇拝していた少年。悪魔に追われて逃げるうち、エンマと同じ場所で転落死する。
【マッテオ・ブルーニ】
ピコナテカ(絵画館)の警備主任。
【ムーロ刑事】
ローマ警察の刑事。フィオナが遭遇した転落し事件を担当する。
【カメーリア・バッジョ】
レストラン店員。フィオナが描いた悪魔の紋章の絵の上に転落死する。『十字路殺人事件』の最初の被害者と目される。
【ゾーエ・ゴッティ】
タトゥーショップのアルバイト。『十字路殺人事件』の被害者。
【フランチェスカ・ブーマ】
『十字路殺人事件』の被害者。遺体は悪魔の紋章の上で発見され、その近くに『像が一頭・・・』の経文が描かれていた。
【マンフレード】
フランチェスカの父。ワインレストランを経営。
【エリージョ・アゲロ】
フランチェスカのストーカー。
【クレオ】
ゾーエの同僚で親友。全身に蛇のタトゥーを入れた赤髪の女。
【コンラード/エリク】
ゾーエの飲み友達。
【ヴェロニカ・ブーマ】
フランチェスカの姉。
【アガタ】
フランチェスカの友人。
【クラーラ・コンテ】
ルカ・コンテの母。
【ジャン・ドナート/アニタ・ドナート】
エンマの両親。
【マリオ・ローレ】
『十字路殺人事件』の被害者。青酸カリで毒殺される。
【ブラスコ・ボナッチェッリ教授】
ファティマの予言の研究者。
【イザイア・カルリーニ】
フィオナのことをサモナーと呼ぶ青年。フィオナは『門番さん』と呼んでいる。フィオナが襲われたとき助けてくれた。実はカルリーニ電子工業社長の次男。自閉症スペクトラムを患っている。
【ジーナ・ハドアン】
十字路にやってきた少女。青酸カリ入りの飲み物を飲んで死亡する。
【ビアージョ・マランゴーニ】
『十字路殺人事件』の被害者と目される少年。絞殺死体で発見される。
【ブルーノ・マランゴーニ】
ピアージョの父。
【アルバーノ・マヌリッタ】
ピアージョの遺体を発見したトラック運転手。以遠はカラビニエリに勤務していた。
【ノーマ】
雑貨店『魔法使いの家』の店主。
【フィリポ・ギオーニ】
オカルト研究家。バー・ソレイユの常連。
【ロドヴィーコ】
見世物屋。バー・ソレイユの常連。フェイクニュースを作り、ネットに流している。
【ベッピーノ・カムッシュ】
悪魔に体を乗っ取られ、交通事故を起こしたという税理士。
【ロン・ジャガー】
ライモンド・アンジェロのマネージャー。
【ルキーノ・ジャコメッリ】
インターネット・ウォッチャー。
【イラーリオ・ペドリーニ】
愉快犯。
【オーランド・カルリーニ/マリア・カルリーニ】
イザイアの両親。
【アントニオ・ベッリ】
キーン・ベニーニに脚を撃たれた男性。
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電子書籍版:
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過去記事:
バチカン奇跡調査官16 二十七頭の象
バチカン内の『聖徒の座』に所属する神父、平賀・ヨゼフ・庚とロベルト・ニコラスは奇跡調査官として世界中の奇跡の真偽を調査判別するために日夜取り組んでいる。
天才科学者の平賀は研究調査に没頭すると寝食を忘れて熱中してしまう上にかなりの天然であり、暗号や古文書解読のエキスパートであるロベルトは平賀のよき相棒として、時に平賀をやさしく見守る保護者的存在として、数々の怪現象に取り組み、鮮やかに解きほぐしていく。
午前2時にある絵画の前に出現し、予言をするというマリア像の謎に、平賀とロベルトが挑みます。一方、独房の探偵シリーズでおなじみのアマデオとフィオナは、ローマ郊外の町で発生する連続不審死事件の捜査を行うことに。
交わらそうで交わらない二つの事件が錯綜して読み手を混乱させていく、一種の叙述ミステリ的な展開のストーリーとなっています。(以下、若干のネタバレがありますので、未読了の方はご注意ください。)
バチカンの絵画間に予言をする聖母が現れるという手紙の真相を探るため、フーモという近郊の街を訪れる平賀とロベルト。
一方で、アマデオとフィオナが捜査する、『十字路殺人事件』が展開していきます。
今回は場面の転換が早く、時間軸の違う事件が平衡して描かれ、しかも事件が多いため登場人物も多岐にわたり、それぞれがどう繋がっているのか分かりにくく、私的には読んでいてかなり混乱しました。
正直、読み直してやっと、おぼろげに全貌が見えた感じです。
以下、完全にネタバレですが、自分なりに理解したところを書いてみようと思います。
1.7年前の出来事
① ライモンド・アンジェロがオーバードースで27歳で死亡。
② ライモンドのマネージャー、ロイがライモンドの偽者と強姦ビデオを撮影する。
③ ダニエラ・シュミットがだまされ、死んだライモンドと再会できたと思い込む。
④ エンマ・ドナートもだまされるが、ライモンドが偽者だと見破り、ロンに殺害され、墜落しに偽装される。
⑤ ロンと偽ライモンドは失踪。ライモンドに会えなくなったダニエラはネットを使ってライモンドの手がかりを探す。
⑦ カメリアは寝ぼけ状態の恋人ジャコモに悪魔と間違われて殺害されてしまう。
⑧ ゾーエが愉快犯イラーリオ・ペドリーニに撲殺される。傍に象の数え歌の怪文が書かれていた。
⑨ フィオナが事件に興味を持ち独自に行動を開始。謎の女に襲われたところを、『門番』のような風体のイザイアに助けられ、交流を持つようになる。
また、アメデオ大尉が捜査に乗り出す。
⑩ フランチェスカは姉ヴェロニカに突き飛ばされ死亡。友人アガタと遺体を地下に隠し、遺体を発見した父が一連の殺人事件と同一犯に見せかけるため工作。
⑪ 青酸カリによる少年少女の死亡事件はダニエラ・シュミットによるもの。少女たちはライモンドの殉教者でみずから毒を飲んだ。青酸カリは昆虫蒐集家の父親が標本作りのために所持していたもの。
⑫ ビアージュ事件の犯人は発見者のトラック運転手、アルバータ。
⑬ 心臓を抉られた嬰児事件はサタニストの両親の犯行。
⑭ ペッピーノ・カムッシェの交通事故は路面の落書きの悪魔の紋章を見てパニックになり、ハンドル操作を誤ったもの。
⑮ キーン・ベニーニはゲームの世界と現実を混同し、世界を救うためと信じ、トレヴィ広場で『二十七頭の象』と名乗る芸術家集団を襲撃するという事件を起こす。
※象の数え歌は見世物屋ロドヴィーゴが魔術師に扮し、悪魔召還の呪文としてテレビ番組で紹介したもの。
※ ローレンは青酸カリのルートを追っていて事件に気づいた。
※この7年前が「独房の探偵」の2年後くらいと思われる。
2.現在の出来事
① フーモ市在住のデーボラからの手紙で、平賀とロベルトが午前二時の予言の聖母の調査を始める。
② 予言の聖母のニュースがテレビで放映される。
③ 第三の予言をバチカンが隠しているというニュースに怒った民衆がサンピエトロ広場に押しかける。
④ 平賀とロベルトの前にフィオナが現れ、ローレンの命令で会いに来たことを伝える。
⑤ キーンが体に爆弾を巻いてピナコテカに進入しようとして取り押さえられる。
※ キーンは二十七頭の象事件の後療養所に入れられていて、フィオナの患者となっている。
デマや流言、フェイクニュースが瞬く間に拡散し、それを真実と思い込んだ人々がパニック状態になり、連鎖的に犯罪が起こっていくという、現代社会の怖さをあぶりだした作品です。
はじめ二つの時系列が同時に起こっているものと思って読んでいて、今回は平賀とロベルトの登場が少ないなぁ、と思っていました。
最後まで、二十七頭の事件が7年前のことだとは気づかずじまいでした。
また、キーンの心理描写が、どう考えても正常な思考ではないと思われるが、どこまでが彼の妄想でどこまでが現実か判別しづらかったこともあると思います。
読み返すと、途中でフィオナとアメデオの会話から、ローレンとであって2年後くらいということが分かるようになっているのですが、読み飛ばしてしまっていました。
あまり悲惨な事件が多くて、自分も麻痺してしまっていたのかもしれません。
叙述ミステリだったのだということが最後のほうになって理解できました。
それにしても本当に恐ろしいのは人間の心理。
『宇宙戦争』ってそういうことだったのか、とうならされました。
すべてを見通していたローレンガ平賀とロベルトを助けるべくフィオナを動かすーーー
ローレン失踪の理由もほぼ明かされてきました。
次巻、ローレンから何らかの働きかけがあるのか、楽しみなところです。
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